優秀なビジネスパーソンとは

出来るシステムエンジニアになるには

目的をもって仕事に取り組んでいる

システムエンジニアとして活動するなら、会社やクライアントから高く評価してもらえるような優秀な人物になりたいと思うのはビジネスマンとして当然の願望です。それでは「優秀」なエンジニアとはどのようなビジネスパーソンを指すのでしょうか？
その一つ目のポイントは、「目的意識の高さ」です。人に言われたことをこなすだけの指示待ち族では、とても他者の信頼を得ることはできません。全体の流れの中で自分が担当している業務がどのような意味を持っているのかを理解しているか否かによって、仕事のパフォーマンスは大きく変わってきます。人間の能力には限界があるので、常に業務の優先順位を意識しながら行動することも大切。とどのつまり、「考える能力」が大きく物を言うのです。

自分の意見を的確に主張出来る

どんな業界にせよ、ビジネスの世界で人間関係の構築がきわめて重要です。先方の要求に応えられるように全力を尽くすのは当然ですが、時には自分の意見をしっかり主張しましょう。日本人はアピールの苦手な民族であり、会社やクライアントに尽くすことが美徳であるという価値観が広く浸透しています。しかし、自分の都合を主張するのは何ら悪い事ではありません。むしろ、互いに交渉していく中でプロジェクトをより良いものに発展させていくことが出来ます。
もちろん、何でもかんでも自分の言いたいことを言えばいいというわけではありません。論点をまとめ、きちんと礼節を守って伝えるプレゼンテーションスキルが不可欠です。そのためには、エンジニアとしてのスキルだけでなく、表現力を磨かなければなりません。出来るシステムエンジニアは、日頃から空き時間をうまく活用して勉強を心がけているのです。

忍耐力がある

システムエンジニアの仕事は決して楽ではありません。就業時間が長く、責任も重大です。残念ながら、過酷な業務の中で体調を崩してしまったりノイローゼになってしまったりする方も多く見受けられます。この業界で長く活動していくためには、肉体的な健康力もさることながら、「芯の強さ」を持つことが大事です。自分の望まぬ仕事を押し付けられてうんざりすることもあれば、思うように仕事がはかどらずイライラすることもあるでしょう。その度に弱音を吐いていたら、クライアントだけでなく仲間からも頼りなく映ってしまいます。信念をもって行動しているビジネスパーソンは、ちょっとやそっとのストレスでは動じません。焦らず自分のペースで仕事をこなす精神的な余裕を持ちましょう。