出来る人は努力を惜しまない

出来るシステムエンジニアの勉強

努力の仕方を工夫しよう！

たくさんのクライアントから引く手数多の一流システムエンジニアも、決して最初から優秀だったわけではありません。日頃から堅実に努力を積み重ね、キャリアアップを果たした結果として現在の地位を築いているのです。「出来るエンジニア」になるために勉強しようと思っても、どうやって行動に移せばいいのか分からなくて困っている方もいるのではないでしょうか。「努力」と口で言うのは簡単ですが、学生時代と違って仕事をしながら勉強するのは非常に大変です。効率的に学習を進めるためには、工夫を講じることが重要です。
社会人にお勧めの勉強法をいくつかご紹介しましょう。エンジニアとしてスキルアップを目指している方はぜひ参考にしてみてください。

空き時間を有効活用

仕事を抱えているエンジニアの場合、長時間のまとまった勉強時間を確保するのはまず無理です。したがって、日々のちょっとした空き時間をうまく活用して勉強にあてるのが効果的です。特に、出勤・帰宅時に乗り物を利用している方は、電車やバスの乗車時間を有効活用しましょう。数十分もあれば参考書の一単元を読み進めるには十分な時間です。普段ぼんやりしている通勤時間をスキルアップに役立てましょう。その他、朝食から出勤までの空き時間や、お風呂を沸かしている間の空き時間なども勉強に使えます。わずかな時間も無駄にしないように心掛けましょう。

短時間に集中して取り組む

社会人にとって勉強時間が少ないのは悩みの種ですが、時間がたっぷりあれば良いというわけでもありません。そもそも人間の集中力には限界があるため、漠然と机に向かっているだけではかえって能率が上がらない場合もあります。そこで、10分なら10分、30分なら30分と最初に時間を区切ってから勉強する癖をつけましょう。短時間でもしっかり集中すれば大きな学習効果につながります。いつもより1時間早く起きて朝方に勉強するのも効果的です。

明確な目標を立てる

スキルアップのために勉強するのは大切なことですが、目標が無いと学習が惰性的になってしまう恐れがあります。闇雲に参考書を読むだけでなく、具体的な目的を意識して勉強するようにしましょう。本格的なキャリアアップを目指している方は、「資格の取得」を目標にしてみてはいかがでしょうか。試験勉強という目的があれば、学習範囲やペースなども決めやすく、スムーズに勉強を進められるようになります。
システムエンジニアは実力主義の職種。取得した資格は、業務範囲の拡大や転職活動時に必ず重宝します。ぜひ試験合格を目指しましょう。